マックテル?
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2005/0607/apple1.htm
Apple、2006年からのIntel CPU搭載を発表~2007年末にはすべてのMacに
だそうでありますな。
せっかくのヒッピーパソコンなんだから、洒落っ気出してCPUはAMDとかしてくれてもいいのに。
10年位前のパソコン雑誌なんですが、「これからのCPUはRISCプロセッサが主流になる」という記事を読んだことがあります。RISC(Reduced Instruction Set Computer)というのの解説はここらあたりがいいかな。早い話が実行できる命令の種類を減らしてCPUの構造を簡略化し、その分クロックを上げようとするアプローチであると私は理解しています。
んで、私もこれからのPCはRISCが主流になっていくんだろうなぁと思っていました。
だから、アップルコンピューターがRISCの一種のPowerPC採用と聞いて、さすがアップルは進歩的だなぁと思っていました。
しかし、時代の流れを見てみれば、逆の流れになったわけで。CPUはMMXだの、SSEだの、3DNOW!だのといった拡張命令が続々追加されて。WindowsNTもかつては色々なRISCCPU版がありました。その頃、PCショップのAlphaマザーなんか垂涎の眼で見つめていたのですが。そういった事は本当に昔の話になってしまいました。そういやNT系OSのHALなんて用語もあまり見かけなくなりました。HALって凄いって昔は思っていましたが。
ニュースリリースを見た限り、アップルがペンティアムシリーズを初めとしたWindowsマシン用CPUを採用するか、それとも何らかのカスタマイズされたCPUを採用するか良く分からないのだけど。アップルだから旧アーキテクチャのしがらみから完全に自由になったハードウェアプラットフォームを作ってくれたらよいと思います。そして、そういうプラットフォームができたとして、そういうプラットフォーム上で動くWindowsも面白いかなと。
そういや昔、アップルはPC/AT互換機上で動くMacOSを作るって話もありましたが…。
もうMacOSはBSDベースになったのだから、x86用BSDベースにMacOSのUIを乗せたものを作ってくれたりしたら面白いなとも思ったりします。そういう簡単な話ではないことも理解していますが。
やっぱりMSの寡占状態って怖いと思うのです。今までどんな会社でも、あるひとつの分野において、そして、その分野の社会での重要度において、これだけ寡占している会社はないと思うのですが。それはちょっと怖いと思います。
…といいつつWindowsマシンを使い続けていますがね。
| 固定リンク | 0
コメント