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2005/05/11

私を呼んだ本

前にも書いたことですが…。
敬愛なる日本冒険小説協会・内藤 陳会長は本屋さんで面白本が浮かび上がって見えるそうです。私は会長の境地には至っていませんが、時々「本に呼ばれる」経験があります。コミックスが多いです。普通の単行本なら呼ぶ声に気付く前に手にとってパラパラとめくってみたりしますが、コミックスは袋詰めだから。あまりピンと来るジャンルの本じゃないのに、中身は見えないのに、なぜかその本の事が気になってしかたなくなる事があります。買ってみて、読んでみて、ハタと膝を打ったり。その現象は本としての当たり外れとは関係ないみたい。

いつもは手にとる事のないホラーコミックス、でも、どうしても気になって買ってみたら、ヒロインの名前が母親と同じで苦笑したり。これは外れっぽかったです。
当りだったのは鈴木志保さんの『船を建てる』 かなぁ。これもどうしても気になって買ってみた本です。擬人化されたアシカたちが主人公のマンガなのだけど、ひとり、“ロバート・B・パーカー”という名 前のアシカがいました。スペンサー・シリーズで有名なハードボイルド作家のロバート・B・パーカーと同じ名前。ちょっと驚きました。『船を建てる』のロバート・B・パーカーは、奥さんを亡くした老アシカで、別 に探偵小説を書いていた訳じゃないけど。ほんとに名前だけ拝借した感じだったけど。でも、面白く読んで、全巻揃えました。今でも本棚の片隅に置いてあっ て、時々読み返したりしています大当たりでした。

んで、今回呼ばれたのはこれ、『死ぬかと思ったH(えっち)』です。
050511







いや、全然知らない本ではないのですが。“死ぬかと思った”はWebやぎの目さんの人気コーナー、読者投稿による“低レベルな臨死体験の告白。”コーナーだそうです。何冊も単行本化されています。少し興味があって、本屋さんで見かけるとパラパラめくったりします。でも、買った事はないです。私にとってはそのくらいの本です。
その“死ぬかと思った”の、お下品系のネタを田中圭一さんがマンガ化したのが本書です。田中圭一さん、突き抜けたようなお下劣マンガ、好きです。「しょーもねーなぁ」と笑いつつ、読み進ませるギャグセンス、好きです。『ドクター秩父山』とか『神罰』とか買っています。でも、本書はマンガの単行本としては高めだし、第一お金がとてもない状態なのですが…。でも、なぜだか、やむにやまれぬものを感じて購入しました。

買ってパラパラめくって…。
嗚呼、私と同じ経験が載ってる。忘れたくても忘れられないあの経験が…。
思い出したくないのに…orz.
やっぱり呼ばれたのか…。

まぁ、本書はさすが田中圭一さんでけっこう面白いです。田中圭一さんは絵柄を色々使い分けられる方なのですが、今回の絵柄は手塚系だし。手塚系の絵柄でお下劣ギャグだし。
ただ、書きましたようにお値段ちょっと高めです。そこがネックかなぁ…。

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