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2005/04/07

カスピ海の怪物

近所のコンビニにタカラの『世界の艦船 Series03』が入荷していたので、ローレライ編からの続きで1つ買ってみました。ローレライ編はいくつか買ったけど、けっきょくお目当ての伊507もナーバルも海竜も出ず、米軍の駆逐艦と潜水艦しか出なかったので、ちょっとリターンマッチ気分。
050407
(画像を入れてみました)

カスピモンスターが出ました。

カスピモンスター、以前からちょっと興味のあった代物です。旧ソ連で試作された、地面効果とかいう現象を利用した航空機と船の中間みたいな代物だそうです。

地面効果(Ground Effect)とは、航空機が地面すれすれの高度を取ると、通常より高い揚力が発生するという現象みたいです。私も良く解らないのですが。
だから、常に低高度を飛び続ける事ができれば、通常の航空機より小さな翼で飛び続けられ、効率がいいということみたいです。

それで、カスピモンスターは小さい翼を持ち、水面ギリギリの高度で地面効果を利用して飛び続けるように作られています。
なぜカスピかというと、そういう原理ですから、荒れた海だと飛びにくいので、凪いでいるカスピ海で試験されていたからだそうです。

写真を数点見た事がありますが、やっぱり模型を手にするとほんとに面白い機体です。
エンジンは機首に8基、ずらりと並列に並べられています。排気を主翼の下に導いて、浮かせる補助にするみたいです。
主翼は幅が広くて短く、通常の航空機のそれとは似ても似つかない物になってます。尾翼も垂直尾翼の上に大きなV型の水平尾翼があって、変っています。
水平尾翼の高い位置にもジェットエンジンが付いています。巡航用のエンジンみたいです。

そして、何と言ってもでかいです。
全長106メートル。ジャンボジェットの1.5倍くらいみたいです。『ローレライ』編で手に入れた、米軍駆逐艦とほとんど同じ全長です。
実用化されたら何人乗りぐらいになったのでしょうね。ジャンボが400人乗りくらいだから、600人とか乗れたのでしょうか。
カスピモンスター自体は試作で終わったようですが。

機体自体は飛行艇風です。ただ、その翼とエンジン配置から、なんかSFとかに出てくる虚構の乗り物みたいな気がします。ほんとに飛んで(?)いる姿をこの目で見たいものです。
最終的には墜落事故で失われたそうですから、乗るのはちょっと怖いかも。

あと、タカラの『世界の艦船』シリーズでは、Series01のマルダーがちょっと欲しいと思っています。もう販売終了品だろうけど。
『鷲は舞い降りた』で、ユダヤ人をかばって懲罰部隊に入れられたクルト・シュタイナー達が乗り込まさせられたのはマルダーみたいな半特攻人間魚雷だったと記憶しているのですが。
どうでしたっけ?

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