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2005/04/27

リーフパターン

アメ横の中田商店でリーフパターンの迷彩服上下を買いました。
中田商店のハウスブランド?中国のSESSLER社製です。
上下で7千円、ずいぶん安いのと、Large Shortのサイズがあったのが購入理由です。

リーフパターンというのは60年代末期、ベトナム戦争当時に米軍が採用した迷彩パターンです。

ベトナム戦争あたりまで米軍は迷彩服の採用に消極的でした。ベトナム戦争中も兵士達は初期にはユーティリティと呼ばれる汎用作業服、後にはジャング ル戦用に開発されたジャングルファティーグという緑褐色一色の上下を着用していました。そして、迷彩服が必要な兵士たち、特殊部隊とか偵察部隊の兵士などは、お店などで色々な迷彩服を自前で購入していました。『地獄の黙示録』でウィラードが着ているタイガーストライプの迷彩服などがポピュラーだったみたいです。(タイガーストライプは元々南ベトナム軍の制服でしたが、レプリカ品などが市場で売られていました)

しかし、一般兵士が軍の制式採用品でない服で、つまり厳密に言えば制服ではなく私服で戦場に出るというのは問題であります。生井英考の『ジャングルクルーズにうってつけの日』によると、ベトナムに派遣されたある師団の師団長など、部下には絶対タイガーストライプを着させなかったという証言をしているそうです。それで、制式の迷彩服が求められていた訳です。
ただ、ベトナム戦争中はリーフパターン迷彩服の充分に供給されず、陸軍ではレンジャーとか偵察部隊とか、一部の迷彩服の必要性の高い兵士に支給は限られて いました。海兵隊はジャングルファティーグの普及は遅かったみたいですが、リーフパターンの迷彩服にはすぐに手を出し、ほぼ全兵士に支給できたそうです。ここらへん、保守的だけど必要があれば直ちに対応する海兵隊気質が出ているようです。

尚、リーフパターンには薄い緑色の生地をベースに迷彩柄がプリントされたグリーンリーフと呼ばれる物と、薄茶色の生地をベースにしたブラウンリーフと呼ばれる物があります。
ベトナム戦争中多用されたのはグリーンリーフのようです。
ブラウンリーフは20年くらい前までは海兵隊のマーク入りが多量に安価にミリタリーショップに並んでいて、手に入れやすい、マニアにとっては馴染み深い迷彩服でした。

で、このSESSLER社製のリーフカモフラージュ迷彩服ですが。グリーンリーフのレプリカ品になります。

私はリーフパターンの迷彩服のレプリカは、かなり昔の中田商店製、昔の東京ファントム製を持っていました。実物も持ってます。もったいないのでほとんど着ませんが。
かなり昔の中田商店製はベース布が白でした。だから、版ずれとかで白い生地が見えて、あまり良い出来ではなかったです。ファントム製はそこそこのいい出来でした。

で、このSESSLER社製ですが、悪くはないと思います。色味ですが、私が持ってる実物は中古なのでちょっと比べにくいです。SESSLER社製を着古して実物みたいな感じになるかどうかはまだちょっと判りません。生地の感じは実物と比べて少し柔らかい感じがします。強度的に問題があるかどうかは判りませんが。

デザインも問題ないかと。ジャケットのポケットの底にある水抜き穴なんかも再現されています。ただ、ズボンの、左腿のカーゴポケットの中にある小ポケットがありません。手元の実物ズボンには付いています。ただ、ファントム製のレプリカ品でも省略されているので、元々ついていないタイプがあるのかもしれません。

リーフパターン迷彩服はジャングルファティーグのデザインを継承しているのですが、この小ポケットはジャングルファティーグからついています。そして、リーフパターン迷彩服の後継になる、ベトナム戦争後に採用されたBDU(Battle Dress Uniform)では、この小ポケットは廃止されています。だとすると、過渡期的に省略された品物もあるのかもしれない。
ただ、街着で着る時、この小ポケットは小物入れに重宝していますので、ちょっと残念です。
しかし、ほんとに最近は迷彩服を着て歩くのも普通になってしまって…。

さて、後はジャケットにつける徽章類ですが。どんな感じに仕上げましょうか。手持ちの徽章類のコレクションと資料を見ながら色々考えています。

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