『青い花』『化物語』第2話
録画してあった『青い花』第2話「春の嵐」と、リアルタイムで『化物語』第2話「ひたぎクラブ 其ノ貳」を見ました。
アニメ第2話の話はあまり書いたりしないんですが、両方とも面白くて印象的だったので。
(以下ネタバレゾーンにつき)
『化物語』第2話「ひたぎクラブ 其ノ貳」
蟹に憑かれた女の子、戦場ヶ原ひたぎ、そのお祓いのために、いったん帰宅してシャワーでも浴びて禊をしてこいと忍野メメに言われたひたぎは、ひたぎに忍野を紹介した男の子、阿良々木暦と共にひたぎの家にいったん戻るんだけど。
シャワーを浴びたひたぎは、全裸のまま平然とした風を装って暦の前に現れ、目の前で服を着けはじめます。わぉ!全裸美少女!!と思ったわたくし。
しかし後半、ひたぎが蟹にとり憑かれた理由が泣きじゃくるひたぎの口から語られます。
ひたぎが大病を患ったのをきっかけに、ひたぎの母親は新興宗教にはまってしまい、全財産どころか多額の借金まで“お布施”してしまい、家庭は崩壊、両親は離婚して、ひたぎは父親とふたり、あばら家暮らしをしているのですが。
ある日、その新興宗教団体の男から、ひたぎは強姦されかかったと。そして、それを見ていた母親はひたぎを助けようとせず、何もしなかったと。
強姦とか、性的にひどく傷つけられた女性は(男性もそうだと思いますが)、「それは大した事じゃないんだ」と思いたいがために、自分の性をわざと投げやりに、ぞんざいに扱うようになってしまうことがあるそうです。軽々しく性的関係を持ったり、売春したり、ポルノに出たり。
しかしそれはさらに自分を傷つける行為でもあって。
平然を装って暦に全裸を晒したひたぎもそうだったのじゃないかしら。さらに言えばひたぎの毒舌も。
外面は平然を装って、しかし、そうしながら内心でひたぎははひどく傷ついて、動揺していたのではないかと。そのひたぎの心の底を、髪を乾かし忘れて服を着てしまうひたぎとして描いているようです。その演出、唸りました。そしてそのひたぎの裸、痛々しく映りました。
痛々しいひたぎの裸。しかしそれでもその裸におぉ!!っと思ってしまうのもまた困ったものな男のサガ、でありますが…。
今回も前衛的な新房的演出が面白かったです。実写も多用してました。
ひたぎのイメージに出てくる実写の女の子は誰だったんだろう。
忍野のやった事は形式的にはお祓いなんでしょうが、実質的には自分が受けて無意識下に押し込めた心の傷に再び向きあわせるという、心理学的なカウンセリングでしたな。
だから、忍野は自分のやることを、相手を助けるのではなくて、自分で助かる手伝いをするってスタンスだと言ったのでしょう。
ラスト、ツンがとれてデレるひたぎ、とても可愛らしかったです。いや、“ツンデレ”などと軽々しく呼べないひたぎの事情、ではありますが。
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