2017/05/09

村崎百郎UMA未確認生物展

イメージフォーラムフェスティバルDプログラムを拝見してから、そのまま東横線で渋谷から横浜中華街へ。中華街のギャラリー・ソコソコさんで開かれている「村崎百郎UMA未確認生物展」というのを拝見しに。(展覧会は7日までだったのでもう終了しています)

村崎百郎さん、ファンでした。といってもライトファンです。拝読した本は単著の『鬼畜のススメ』、根元敬さんとの共著の『電波系』、そして唐澤俊一さんとの対談集『社会派くんが行く』シリーズを途中まで。そして没後出版されたトリビュート本『村崎百郎の本』、といったくらいです。あと、没後パラボリカ・ビスさんで行われたトークショー『黒田一郎と村崎百郎』というのを見に行ったくらい。
村崎さんがご活躍だった、『GON!』とかあの手の雑誌は書店で手に取ることはあっても買いはしませんでした。手に取るほどの興味があると同時に、買うことになんかとても精神的な抵抗感があって。

村崎百郎さんが刺殺されて、ショックを受けると同時に、「どうしてそんな油断したんだ!」ってとても歯がゆい気持ちがしました。人の心の闇をえぐるようなものを書いていた自覚はおありだっただろうに、なんで油断してしまったのか。歯がゆくなって、そしていなくなってしまったことに、さみしい思いをしました。

そのくらいのスタンスの方だったのだけど。

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2017/05/08

2017年の寺山修司忌とイメージフォーラムフェスティバル

170508

今年も5月4日の寺山修司の御命日に、高尾霊園の寺山修司のお墓と3年前の4月末に亡くなられた九條今日子さんのお墓にお参りしてきました。
寺山修司忌はお天気のいいことが多いのですが、今年もいいお天気でした。暑いくらいの陽気。だいたい毎年、上着を着ていこうかどうしようか迷って、着ていって、そして現地で汗まみれになって着てきたのを後悔するパターンですな。

先日、萩原朔美さんのトークショーで教わった、「定点観測」ということ。十数年寺山修司忌にお参りしているので、いくつかの変化もまた、気がつきます。

高尾駅のツバメが激減しているように見られます。昔はツバメの鳴き声がうるさいぐらいでしたが。今はたまにちょぼちょぼくらい。ツバメの餌やりはいくら見ても見飽きないのですが、それももう目にすることもありません。ツバメの越冬場所は中国南部なのでしょうか。いまは中国も経済大躍進で乱開発されて、ツバメの居場所はどんどん減っているのでしょうか。それとも地球温暖化でツバメの子育てシーズンがずれ込んでいるのかしら。

高尾霊園入り口には休憩所があって、いつもそこでひと休みするのですが。ふと気がつくと、時節柄か、喫煙室がなくなって更衣室になってました。(屋外の喫煙コーナーはまだあります)
あの喫煙室で九條さんが煙草をのんでいらした様子、まだ憶えています。そして私も煙草をのまなくなってしまって…。

高尾霊園の食堂(安下処というそうです)でお昼ご飯を食べて帰宅。

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2017/05/01

「萩原朔美作品集」@イメージフォーラムフェスティバル

ゴールデンウィークが始まり、そして例年のように実験映画の祭典「イメージフォーラムフェスティバル」も始まりました。もう昔みたいにフリーパス券を買って全プログラム制覇!なんて気力はありませんが、ぼちぼち見ていこうかなと。んで、今回楽しみだったのは、萩原朔美さんの特集プログラムがあったこと。

萩原朔美さんの作品を拝見するきっかけになったのは、もう解散してしまったけど、ある会の仲間だった、かわなかのぶひろ先生の「映像書簡」シリーズでした。「映像書簡」というのはかわなか先生と萩原朔美さんの映像を使った文通シリーズです。この影響を受けたのが寺山修司と谷川俊太郎との『ビデオレター」シリーズであったそうです。

私は寺山修司ファンなのですが、のちに萩原朔美さんもまた寺山修司に縁の深い方と知って。朔美さんは寺山修司率いる演劇実験室◎天井桟敷の初期に最初は美少年役として入団し、のちに演出をお勤めになったとか。のちにそのころを語った作品『思い出のなかの寺山修司』も拝読しました。

そういうことで、萩原朔美さん関係のイベントもたまに行くようになりました。展覧会とか朗読劇とか上映会とか。そして今回イメージフォーラムフェスティバルで特集上映があると知って、いそいそと出かけることにしました。

今回の萩原朔美作品集はイメージフォーラム3階のスペースでありました。全4プログラム。X1~X4まで。こんなにたくさんいっぺんに朔美さんの映像作品を拝見する機会は初めてです。

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2017/04/17

フタがガラスのご飯釜

今使ってる電気釜は10年ちょっと使ってきた品物になります。今でもご飯は炊けるのだけど、やっぱり少々ヘタれてきてます。

ヒーターと釜本体の密着性が悪くなってきてるのか、おこげができるようになりましたし、炊く時間も長くかかります。内釜のテフロンも少し剥げかかってきてます。なので、2・3年くらい前から買い替えたいなと思って、量販店とか行くと電気釜売り場を眺めたりしてます。できたらIHとか圧力釜とか、そんなのが欲しいと思っているのだけど、でも、お高いし、それだけ出してそれに見合うご飯が炊けるのかなぁって思って、なかなか買い替えもできませんでした。マ、今の電気釜でもご飯は炊けますしね。

んで、先日、ツイッターのタイムラインを眺めてるとガス炊飯釜の話があって、お値段も手ごろだし、おいしく炊けるというので、物は試しと買ってみる事にしました。

買ってみたのはHARIOのふたがガラスのご飯釜ってやつです。1合用と3合用がありますが、3合用を買いました。色は白と黒がありますが、黒の方にしました。お値段は某ネット通販で5千円弱。3合炊きの電気釜のいちばん安い品物ならそのくらいでありますが、IHだの圧力釜だのの3合炊きよりはずいぶん安いです。

んで、この週末さっそく炊いてみました。
そのレビューを簡単に書いてみます。

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2017/03/27

イメージフォーラム映像研究所第40期卒業制作展

この前の土曜日はイメージフォーラム映像研究所第40期卒業制作展を見てきました。
イメージフォーラム映像研究所も40期。つい先だって30期と思ったのに、この歳になると時間の流れるのはあっという間ですな。

初めてイメージフォーラムの卒展に行ったのはいつかしら。もうだいぶ前、四谷三丁目時代からです。
あのころ、ある会に入っていて、イメージフォーラムの かわなかのぶひろ先生も会の仲間でした。その会の全国大会でカメラを回していらっしゃいました。
ある日、会の仲間が集まる新宿ゴールデン街の酒場で、イメージフォーラムでの、かわなか先生の作品の上映会の案内のチラシが置かれてました。かわなか先生にはお世話になってますし、どれどれと思って見に行くことにしました。

正直言って、どうせ退屈すると思ってました。実験映画とかよくわからないし。ほんと、お付き合いと思ってました。
でも、それは裏切られました。面白く拝見しました。そしてそれがとても不思議でした。はらはらドキドキのストーリーでもなく、スペクタクルでもなく、美男美女が出るわけでもなく。日常的に感じられる風景を構成した作品でしたが、それでもなんだか見飽きることがなく、見てました。

たぶん、モンタージュの「呼吸」とでもいったものが絶妙なのでしょう。もちろんその「呼吸」は一般的な劇映画なんかでも存在するでしょうし、劇映画でも、それが面白くなるかならないかに大きく影響してくるのでしょうが。ただ、劇映画では他の要素も大きく関わってくるでしょうし、それがあまり表立ってはこないのでしょうが。

ま、という方向で、実験映画の世界をもっと見たいなと思って、それからイメージフォーラムに通うようになりました。
今の渋谷のイメージフォーラムはミニシアターの部分が大きいですが、四谷三丁目時代のイメージフォーラムは、映像作家を教える映像研究所、そしてダゲレオ出版、そして週末には実験映画の上映会を開催していました。

あのころは毎週のように実験映画の上映会に足しげく通い、その流れで映像研究所の卒展も拝見するようになりました。卒展に行くのはたぶんもう20年は超えてると思います。
もちろん全部見てたわけじゃありませんし、見に行かなかった年もあると思います。だいたい昔はgとかhとかiプログラムまであって、全部見ようとするのは大変でしたし、挫折することも多かったです。

ま、そうやってきたのですが。最近、萩原朔美さんの作品展やトークショーに行って、朔美さんのおっしゃる「定点観測」の世界に興味を持ちました。私の中で、図らずも、ここまで来て、イメフォの卒展は自分にとっての「定点観測」のネタになったなぁと。やっぱり時代によっての違いとか少しは見えたりしてます。

ただやっぱり映像についてもきちんと勉強はしてなかったので、それについて語ることは拙いですが。
そういった方向で今年も卒展の感想を書いてみます。

お気に触ったらごめんなさい。

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2017/03/21

万有公演『身毒丸』(2017)

この前の日曜日は三軒茶屋のパブリックシアターで演劇実験室◎万有引力公演『-説教節の主題による見世物オペラ-身毒丸』を観てきました。楽日になります。
万有引力の『身毒丸』は2015年に同じくパブリックシアターであったのを拝見しています。今回が2度目になると思います。

三軒茶屋のパブリックシアターへ。パブリックシアターさんは舞踏の公演に1回、そして前回の『身毒丸』、今回の『身毒丸』、都合3回目の場所です。
三軒茶屋には近くにもうひとつ、シアタートラムというパブリックシアターより小さい劇場もあります。そこもなんどか万有の公演を拝見したのですが。両方とも天井の高さが印象的な劇場です。パブリックシアターは3階席まであります。まさに天井桟敷かと。

ワクワクしながら三軒茶屋へ向かいます。いつもいつも前売りを買うときは「ずいぶん先だなぁ」と思うものですが、その日が来るのはあっという間ですな。

ロビーに天野可淡さんのお人形、カタンドールが飾られていました。マリアの心臓さんのご提供のようです。マリアの心臓さんは万有の『犬神』公演とタイアップの人形展もなさっていましたし、その関係かなぁと。しかし万有引力公演でカタンドールって、ちょう俺得ですわ。

今回、物販でパンフレットがありました。万有単独の公演でパンフレットがあるのは初めてかなぁ。で、毎回劇場でお客さんに配られるリーフレットには配役が載っていたのですが、今回はそれはなしで、このパンフレットの方に載ってるかたちでした。
あと、オリジナルデザインTシャツがあたしサイズのだけ売れ残ってて、なんか私に買えっておぼしめしなのかしらんと思って購入しました。物販でそこまで買うのも私としては珍しいのですが。

今回も座席は指定制で、開場で三々五々客入れするスタイルでした。万有でよくあった、整理番号順にお客さんを並ばせて一気に客入れというスタイルも好きなんですが、やっぱりこっちの方が楽ではありますな。

そして入場するといつもの万有スタイルで、もう役者さんが舞台をうごめいています。
行灯片手の方とか。

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2017/03/11

『寺山修司 青春書簡』

『寺山修司 青春書簡 -恩師・中野トクへの75通-』(九條今日子:監修 小菅麻起子:編著 二玄社:刊)読了。
寺山修司が青春時代、青森の恩師・中野トクへ書き送った手紙を集めたものです。

この手紙の展覧会は拝見してると思います。たしか場所は世田谷文学館だったかと。
このブログを検索しても出てこないので(見たら必ず書いていたと思いますので)、ブログを始めた2005年3月以前のことかと思います。そしてそこで本書も出版されると知ったのかなぁ、そこらへんは憶えてないけど本書の存在も知っていて、いつか読みたいなぁと思っていたのですが、もう10年以上も経ってやっと手にしました。

本書は昭和28年1月、まだ青森高校の生徒だったころから始まり、早稲田大学に入学して上京、そして3年間の長い入院期間を経て退院、そして本格的に活動を始動した、昭和38年5月までの寺山修司からの書簡が収められています。

寺山修司は中野トクの生徒だったのかなぁと思っていましたが、おととし読んだ若き日の寺山修司の評伝、『寺山修司 その知られざる青春』(小川太郎:著)によると、寺山は中野の直接の生徒だったわけではなく、寺山の友人の紹介で中野トクと知り合ったとか。
ここらへんの経緯はもちろん本書にも紹介されています。そして『~知られざる青春』の方が先行書だったので、『~知られざる青春』への言及もあります。

本書は、手紙の一通一通を、モノクロですが、手紙の現物、それを文字起こししたもの、そして解説で紹介しています。この解説が丁寧で凄いです。丹念な考証です。ほんと、資料性が高いです。手紙の中で触れられた人物のこととかもできる限り詳しく書かれています。

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2017/03/06

萩原朔美『日付を編んだ本』展

土曜日は京橋のASK?さんで萩原朔美展覧会第二部、『日付を編んだ本』を見てきました。最終日になります。ASK?さんの萩原朔美さんの展覧会は二部制で、第一部の「100年間の定点観測-朔太郎、朔美写真展」は見に行けなかったのですが。

萩原朔美さんは、いちばんわかりやすい言い方は、「萩原朔太郎のお孫さん」になると思います。
私のような寺山修司ファンにとっては、寺山修司率いる演劇実験室◎天井桟敷の活動初期に最初は美少年役として入団し、後に演出をおつとめになった方、です。当時の思い出をつづった『思い出のなかの寺山修司』も大変面白く拝読しました。
また、私は実験映画を見るのも好きなのですが、映像作家としてもご活躍で、作品をいくつか拝見しています。また、伝説の読者投稿誌『ビックリハウス』のお仕事もなさっていました。(寺山修司人脈とビックリハウス人脈はかなり重なっているのも面白いです)

そういうお方であります。

『日付を編んだ本』展ということで、どういう趣向の展覧会かなぁと思ったのですが。
これもまた萩原朔美さんの「定点観測」の素晴らしい作品たち。

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2017/02/27

東京工芸大学アニメーションコース卒展2017

昨日は中野坂上の東京工芸大学さんで「東京工芸大学 芸術学部卒業・大学院修了制作展2017」のアニメーションコースの作品を拝見してきました。最終日になります。

初めて東京工芸大卒展のアニメーション作品を拝見したのは、おととし秋葉原のUDXで開催された卒展ででした。その時は別の用事で秋葉原に行ってたのですが、ツイッターで卒展の話題を目にしたのを思い出して、あ、そういえばやってるんだって覗いて、アニメーション作品の上映があるのを見かけて。私は映像作品が好きなので、どんなもんだろうと見たのが最初です。

正直言って、それほど面白くはないだろうと見くびってました。ごめんなさい。とても面白く拝見しました。で、去年もUDXで卒展のアニメーションを面白く拝見しました。そして、今年は中野坂上の本学での卒展ということで本学にお伺いしました。

といっても最初から最後まで全作品を拝見はしていないのですが。洗濯を済ませて、お昼をちょっと回ったころに出発。中野坂上駅にまで卒展のポスターがずらりと貼られてあって圧巻!でした。
工芸大さんの学食でお昼ごはん。勤務先の仕事関係であちこちの大学に行ってたころがあったのですが、学食に潜り込んでお昼ごはんを食べるのが楽しみでした。今はいちばん高い定食をなんのためらいもなくさくっと食べられますし(笑)。学食の定食ぐらいなら(苦笑)。

工芸大の食堂はやっぱりおしゃれでした。私の大学時代のリノリウムの床、デコラ張りのテーブル、あのプラスチックの椅子よりはるかに。テラスのアルミニウムの椅子はちょっと欲しかったです。
テーブル席がいくつかちょっと高い台の上にしつらえてあるのが面白かったです。あそこが定位置のグループとかあるのかしら。それもまた「アーティスト」的な感じがします。

んで、上映会場へ。そこも小奇麗なちょっとしたミニシアターって感じのホールでした。

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2017/02/22

日比谷カタンさん@高円寺U-hA

昨日は高円寺のU-hAさんで日比谷カタンさんたちのライブを見てきました。
またまたほんとうに久しぶりのライブでした。
会社を終業と同時に飛び出して高円寺へ。ライブは7時半から。7時半なら以前の勤務地だったら晩飯食ってよゆーの高円寺なのですが、今は開演ギリギリに着。

U-hAさんは始めての場所。ビルの1階の奥まった場所にありました。だいたいライブハウスは騒音とかの関係からか、地下にあるのが多いのですが。

当夜は折坂悠太と日比谷カタンさんの2メンライブでした。
最初が折坂悠太さん。

折坂悠太さんはガットギター?、あと数曲ピアノ曲もありました。
これもほんと上手く説明できないのですが、独特のやや不思議な空気をまとった方であったかと。巧者でいらして、なんか耳慣れない不思議なフレーズもお弾きでした。よかったです。

お次が日比谷さん。

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